初めてプログラミングに触れるなら「スクラッチ」
プログラミングと聞いて、ちょっと難しそうとイメージする方は多いと思います。そんなプログラミング、効率よく身につける方法があります。それは楽しみながら学ぶこと。
ビジュアルプログラミングの「スクラッチ」はカラフルなブロックを積み上げていくだけで、思い思いの動きを実現させるアプリです。どんどん触って動かすことによって、どんどん知識が身についていきます。初めてプログラミングに触れる方にはベストなツールといえるでしょう。
スクラッチクラス 選べる3つのコース
ベーシックコース
![ファイブボックスでスクラッチを学習する子どもたちの様子](https://fivebox.pro/wp-content/uploads/2021/04/3506795_s.jpg)
繰返し文、条件分岐、まずは基本の確立
「プログラミング的思考」の習得を目的として、ビジュアルプログラミングの『スクラッチ』を使ってプログラミングの基礎に触れて頂きます。順次処理、繰り返し処理、条件分岐処理などを学習することで、プログラミングだけでなく、読解力、論理的な考え方など、幅広い基礎能力の習得が期待できます。また今後社会で必須となるIT機器の使い方、「ITリテラシー」に関しても、基礎からご説明いたします。
レギュラーコース
![ファイブボックスでプログラミング集団学習をするイメージ画像](https://fivebox.pro/wp-content/uploads/2021/04/b0233e6b3abba64d0b150474b6ba9767_s.jpg)
ゴールは同じでもいろいろな手段がある
『スクラッチ』で基礎を1年から2年程度学習すると、より複雑な楽しい作品を作ってみたくなります。基礎の作品に、オリジナルの改造要素をより多く盛り込んだ本格的な作品にチャレンジします。このカリキュラムでは、各々の発想力、創造性を重視し、楽しく授業を進めていきます。また授業を通じて、各種ITツール、マイクロソフト各種ツールの活用も行い、社会で役立つITスキルの習得も行います。
フリーコース
![ファイブボックススクラッチフリークラスのイメージ](https://fivebox.pro/wp-content/uploads/2021/04/3429864_s.jpg)
改造を通じて、知識も自信もついてくる
スクラッチの基礎能力が身につくと、自分自身のオリジナル作品の作成にチャレンジしたい気持ちがわいてきます。このコースでは個人の主体性を重視し、自分自身の作品を作っていただきます。わからないことは、何度でも、理解が進むまで質問してください。質問が苦手な方は、事前にお伝えいただければ、こちら側からアドバイス等、声をかけさせていただきますので、安心して受講してくださいね。
スクラッチってなに?
最近ではいろいろなプログラミングツールが世の中に出てきています。長くプログラミング、及びプログラミング教育に携わっているものから見て、圧倒的に群を抜いて優秀なツールが「スクラッチ」です。
マサチューセッツ工科大学が開発し、世の中の子供たちのために無償で提供してくれているプログラミング学習ツール。世界中の子供たちが使っています。無償といえど侮れない奥深さ、順次処理、条件分岐、繰り返し処理のアルゴリズム系、変数、リスト、引数付きの関数などプログラミングの基礎の部分がぎっしり詰まっていて、かなり高度なアプリやゲームまで作ることができます。
![スクラッチのサイト引用](https://fivebox.pro/wp-content/uploads/2021/04/6ced142f194a5c62e88bfe2f6db9bcf0.png)
スクラッチの良いところを3つ挙げるとすれば・・・
1,初心者の方でもとても理解しやすいです。ブロックを積み上げたり、組み合わせたりして、直感的にプログラミングを作ることができ、応用ができてしまいます。
2、作ったらすぐに動かすことができます。さらに部分的に(一部のスクリプトのみ)動かすことも。そして思ったように動かなかった場合は、すぐに直し再チャレンジすることができる。この「トライ&エラー」の繰り返し、短ければ短いほど良いんです。スクラッチは「トライ&エラー」がすぐできるのがなんといっても素晴らしい!
3,情報共有のプラットフォームが確立しています。自分が作った作品を友達に共有したい場合、または世界中のユーザーが作った作品を参照できる、スクラッチはこの基盤が確立しています。
ロボットプログラミングとの違いは?
プログラミング学習のツールとして「ロボットプログラミング」を選択する方もいらっしゃいます。画面上だけでなく実際にロボットが動く醍醐味というのは独特で、初めてプログラミングを学習するツールとしてはとても面白いですよね?
ただ、ロボットプログラミングの場合、可動域が限られていたり、当たり前ですが機能以上の変化や能力を発揮できなかったりと、基本、制限の範囲内での動きになります。言ってみれば設計図の範囲内でのプログラミングということです。
一方スクラッチの場合は、画面上という制限はあるものの、その中でのキャラクターの動きは無制限。子どもたちの旺盛な想像力次第では、あらゆる改造が実現できます。プログラミング力だけでなく、想像力が鍛えられることが期待されます。
さらにスクラッチは無料で使える、というのも魅力ですよね?
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